2010年8月23日月曜日

中学英語の「教科書丸かじり」が英語取得一番の道

こんにちは! 「ラクエイ」です。はじめまして。グローバル時代に突入していろいろなことが変化、激動してますよね。そんな中で、英語は、どんな人にも必要な時代になってきており、英語がある程度できれば、自らの可能性がどんどん広がる時代です。逆にできないと可能性が限られてしまいます。5年ほど前ですか、サッカーアジアカップで、PK合戦のとき、当時の主将宮本が、審判に英語で話しをして、ゴールを反対の方に変わらせませした(どうもPKを蹴る場所の地面が柔らかくスリップしてしまうようでした)。その効果もあり、逆転勝利を収めました。もし、日本人的に英語で話すのは難しいからと躊躇してしまったらあの「アジアカップ優勝」の奇跡は起きなかったと思います。言葉の力は大きいですね。

ところが、まわりを見渡すと、日本には、英語ができなくて悩んでいる人がごまんとおられるし、どうしても使わざるを得ない場合は、とんでもない「失礼な言い方で英語を」外人に話をしてしまっている人もあり、招かざる悪感情を持たせてしまる場合もありますね。「旅の恥はかき捨て」は外人には通じません。正直お寒い状態といってもよいかもしれません。

一方、日本では英語は第一外国語で中高6年間普通に勉強して、かつ、大学でも勉強している場合が多いんです。という私も、同じように受験勉強をしているので、ある時期まで、英語が決して上手だとは言えませんでした。ところが、ある時から、英語がわかるようになったんです。それ以来、外国人とコミュニケーションをとることに困らなくなりました。あるいは、困らないようにする技(ずうずうしく再度聞く)を学びました。そんな体験を振り返り、「英語をパソコン並みに取得する」ようにはどうしたら良いのか、10年ほど前からいろいろな本、上手な使い手に話をお聞きしつつ考え始めました。
その結論が、「パソコンのように英語をコミュニケーションのツールとして使えるようになるための基本」は次の三つであることに気がつきました。

① 日本人なまりでもいい発音 ② 中学教科書程度の文法 ③ 語彙力

それはこういうことです。

① 発音 英語特有の発音(発音記号)を会得しながら、日本人なりの正しい発音ができる「耳」
     にする。
     相手の話がわかり、自分のいいたいことを正しく伝えることができるようになります。
     *ひとつひとつの単語の発音記号の成り立ちがわかるようになると、文の強弱がよく
      わかるようになります。
② 文法 これは、中学の英文法に少し仮定法過去などの高校文法を加えて学ぶことですが、
文法の目的は文の構造を把握しながら、文を「頭」から理解していくためです。
これは、話言葉でも同じです。
③ 語彙力 まず、1000語の基礎単語でしっかりとした発音を身につける(聞く、話す)。
     これで日常会話はしっかりとしたものができます。そして高校卒業レベルの3000語
     の取得となればそれぞれの分野の専門用語を交えれば、基本ビジネスのツールとして使
     えるレベルになります。
     そして、社会人として覚えておきたい語彙数は8000語から10000語といわれて
     ますのでそのレベルになれば、第一線で立派に「使える英語」となります。
     (欧米人は、40000語を操るといわれています)

 ちなみに、我が家では、5年ほど前からこれに似た方法を自分の子供たちに実験してます。
上の娘には、発音は週1回来る外人講師(60分)。その後は、中学の学校の教材で文法を勉強し
レベルにあわせた長文を聞き、読ませる繰り返し。その成果は、中学1年で英検3級、2年で
準2級、3年で2級、高一で準1級。現在1級にチャレンジ中といったところです。
(もう少し娘の力を分析すると、準1級まではヒアリングの得点が高いところに特徴がありま
した。語彙力が少ないことが準1級は2回受験となり、今1級をとるのに課題となってます。
現代国語を中心として知識の絶対量がまだ十分でないと思います)

息子は、小学校時代から運動系なので、週1回の外人講師の発音指導の他はほとんど家での勉
強はしませんでした。ただ、時折、中学の英語の教科書を復唱させながら、部分的に暗唱させ
ました。中学での通知表は常に「5」に近い「4」でした。もちろん試しに受けた英検3級は、
少し問題集をかじって受けただけのようですが、合格です。

こんな身近な実験から、アルファベット、英語の発音、そしてイントネーションをできるだけ
早く身につけることがその後の語学力の進歩の大きな影響があると実感してます。

そして、中学の英語の教科書をできるだけ正しい発音とイントネーションで覚えてしまえば、
英検準2級レベルまできてしまうと確信しております。ここまで来てしまうと、語彙力をつけ
ていけば、意外と早く準1級までいけると思いますよ。1級のレベルは、少し時間がかかる
かもしれません。かくいう私もTOEIC900点のレベルで、1級にはこれからチャレンジ
です。

発音については、すぐれた書籍がありますので、その紹介を織り交ぜながら、このブログで
は、②の文法について重要な事項をご紹介するようにいたしますね。

お楽しみください。
(篠塚エレーナの旦那)

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